どうして寄ってくる?
「窓辺に、死骸」
誰もが一度は見たことがあると思いますが、なんで普段気にしない場所でぽつぽつっと亡くなってらっしゃるのでしょうか…
弊社調べによると主に3種類の虫によって日々苦しめられていると考えられます。
“チャタテムシ”
食品庫、本棚、畳の下、段ボールの下など一見窓には関係なさそうな場所ですが、この虫の好物が「カビ」なのです。窓や玄関などでカビが発生するとすれば、結露が原因となってきます。
高温多湿の薄暗い場所が好きで、窓辺で大繁殖しがちになってしまいます。
“チョウバエ”
夜になると活発に動き出し、水まわりや灯火に寄って来る虫の代表です。
体調は小さいですが、たくさんの数で群がっているのを見ると気持ち悪いですよね。
“ヒトスジシマカ”
一般的にヤブカと呼ばれる夏に刺される蚊です。
最近ではデング熱などの流行によりただ刺されて血を吸われるだけのものではなくなってきています。デング熱は、出血や骨髄にまで影響を及ぼすかもしれない病気とされていて注意が必要です。
どこからやってくる?
外からの侵入経路は、開口部(窓や玄関)の他に
給気口・換気口・排水溝など家から外につながるところからやってくると考えられています。
また、侵入場所で餌をたくさん得られれば繁殖を促すことになるため虫にとって最高の住処になってしまうのです。
お家の電気をつけたときに虫が寄ってきてしまう習性があります。あれは虫の本能が蛍光灯を「月」と勘違いしてしまうため集まってしまうのです。
5月~10月の間が発生の時期とされておりこまめな掃除と対策が必要となっています。
できること
“チャタテムシ”の居づらい環境を作るには
とにかく結露をさせずに、乾燥に乾燥を重ねること!
梅雨の時期は湿気が高くなりやすいため、お家に風を通して十分な換気を心掛けましょう。
通販などを多く利用する方は、梱包で使用された段ボールがたくさんあるかもしてません。
これらもできるだけ早めに捨てカビの発生を防止しましょう。
“チョウバエ”と“ヒトスジシマカ”をお家に入れないためには、
目の細かい網戸に張り替えたり、LEDライトや遮光カーテンの使用をしたり小さな虫が寄り付けないお家にしていきましょう。
さらに、窓の桟(ガラスを囲っている枠)からの侵入も考えられる場合があるため「隙間テープ」を貼るのも良いかもしれません。
まずは、確認しよう
網戸は、左右どちらの位置で使用していますか?
窓を全開にした際には、図のように網戸を室内側から見て左の寄せるのが良いとされています。
窓の構造上その位置が一番隙間が少ないそうです。
サッシ屋さんおすすめの対策
○視界良好な、網目の細かい網戸へ張り替える
○風を取り込める玄関で、換気を行う
○網戸の向きを直す
○網戸のがたがたを直す(戸車調整)
サッシ屋さんおすすめ商品
○ペットがひっかいても破れない「ペットネット」
○リフォーム採風ドア「ドアリモ」